当院について

Aboutour hospital

Introduction of medical equipment
医療設備のご紹介

経鼻的胃内視鏡

なぜ口からの内視鏡は苦しいのか?

口から挿入する従来の内視鏡では、喉の奥を通過するときに“ゲェー”“オェー”といった嘔吐反射が多少なりともおきます。
この嘔吐反射が激しくなると検査の最中も頻回に起こり検査が不十分になることもあります。

鉛筆より細い超細径スコープ!

内視鏡の太さは径5.9mmと鉛筆よりかなり細いのですが、今までの内視鏡と比べても遜色なく観察できます。
口または鼻どちらからの挿入にも対応できます。全身麻酔の必要が無く検査後すぐ帰宅が可能です!

経鼻胃内視鏡の実際

検査前

鼻に血管収縮剤をスプレーして鼻の通りをよくしたあとに局所麻酔を鼻の中に注入します。

検査中

鼻に入るときに圧迫感や軽い痛みがある場合があります。
咽頭部を通過しますが、痛みはありません。
喉を通らないので検査中には、ドクターとの会話もでき安心して検査ができます。
内視鏡最中にもほとんど吐き気を催すことはありません。

検査後

麻酔を使用すると1~2時間は病院にいて頂かないといけません。

経鼻的胃内視鏡検査の前処置

検査15分前

消泡剤を飲用します。ガスコン(5ml)+水(100ml)

検査10分前

両鼻腔に局所血管収縮剤を2~3回噴霧します。
(左右の鼻を変える可能性に備えて両鼻腔にスプレーを行います)

検査5分前

局所麻酔約2mlを鼻腔内に注入し、吸い込んでもらい飲み込んでもらいます。

検査4分前

①局所麻酔を直接、鼻腔内に注入します。
②1分後、再度局所麻酔を直接、鼻腔内に注入します。

検査開始

鼻腔内で痛みがある場合はおっしゃってください。

経鼻的胃内視鏡検査の欠点

ほとんどの方が鼻からの内視鏡が可能ですが、数%挿入ができない症例があります。

①鼻に手術をされた方
②花粉症、アレルギー性鼻炎がひどい方
③鼻の中が狭い方

無理に挿入すると鼻出血の原因となります。挿入が無理な方は、細径スコープを使用した口からの内視鏡に変更する場合があります。