信和祭に向けて

 和楽苑では四季の移ろいを感じていただけるように、中庭などを利用して植物を育てています。
 今年もグリーンカーテンとして、ゴーヤ、風船かずら、瓢箪、すずめ瓜を育てました。沢山の緑の葉が夏の強い日差しを和らげてくれました。また、10月16日の法人祭に向けて折り鶴、瓢箪の絵付け、絞り染めを体験して頂きました。




 梅雨の晴れ間を利用した梅干しの土用干し、色鮮やかに漬かった梅を一つ一つ丁寧にざるにならべました。
 美味しそうな梅干しの完成です。
 ちなみに大分宇佐・高田地域では、竹で作った大きな「ざる」のことを「バラザ」といいます。小豆を干したり、切り干し大根をほしたり、寒の入りの時期は、かき餅を干したり、一年中大活躍の大切な道具です。



 絞り染め制作の様子です。晒の布をビー玉や輪ゴム等を使い、さまざまな絞りの模様をつくり染め上げていきました。
 細かい作業ですが、どんな模様になるのか、おしゃべりをしながら楽しく取り組んで頂けました。







 折り鶴の飾りは、「和楽苑の文字」には1276羽、「ハート」には、3136羽の折り鶴で作られています。入居者の皆様と力を合わせて折り上げ、完成することが出来ました。



 瓢箪の加工は、グリーンカーテンとして育てた瓢箪を水に漬け置き、しばらくしてから種を取り出し乾燥して、絵付け、和紙を張ったりしています。
 信和祭に向けて、入居者様には、根気のいる取り組みにご協力を頂き感謝いたします。

ありがとうございました。