くもん学習療法・脳の健康教室

・当施設では学習療法九州実践モデル施設として活動をしています。

学習療法とは?

<認知症の予防・進行抑止改善のための非薬物療法です>

 学習療法は、読み書き・計算、コミュニケーションにより、脳の活性化を促し、認知症予防・改善をはかるオリジナルプログラムです。
高齢者の方々が楽しく学習し、効果が出るように、教材や学習法が工夫されています。

 

学習療法4つの特徴

① 脳科学理論から誕生した学習療法。効果と実績は検証済みです。

 学習療法は、2001年国の助成を受けた研究プロジェクトとして研究を開始し、認知症の予防だけでなく、維持・改善にも極めて高い効果があることが実証されています。
現在、全国1600の介護施設だけでなく、アメリカでも行われています。

 

 

② 笑顔と尊厳を大切に、高齢者の「自信、意欲、誇り」を引き出す学習法です。

 人は年を重ねるにつれ、これまでできていたことができなくなってきて、自信や意欲を失い、不安な気持ちに陥りがちです。できないことを指摘しないこと、不安にさせないことが認知症患った方への対応の基本と言われています。学習療法は「できる喜び」を大切にします。

 

 

③ KUMONが開発した高齢者専用教材と方法で行います。

 認知症予防目的の方も、心身に障害をお持ちの方も楽しく興味を持って学習していただけるよう工夫しています。学習者の状態を把握し、一人ひとりがスラスラ学習できる内容で行います。教材は、認知症の重度な方から予防レベルの方用まで、様々な難易度で構成されています。

 

 

④ 学習療法を行うのは「学習療法実践士」の資格を持った施設職員です。

 学習療法は1人のスタッフが、2人の学習者と対面して約20分の時間で行うのが基本です。理論と技術をマスターした「学習療法実践士」が正しい方法で行うことで、効果が高まります。

 

 

・地域貢献事業として「脳の健康教室」を開催しています。

脳の健康教室とは?

<シニア世代(概ね65歳以上)のフレイル(虚弱)予防の教室です。>

・1限目は学習療法で、簡単な学習(読み・書き・計算・数字並べ)をスラスラと行うことで前頭葉 が活性化され物忘れの予防が出来ます。

・2限目の運動療法では、理学療法士の指導の下で楽しく運動を行いながら”筋肉の貯金”を目指しま す。

・開始前後には、今話題のニュースや宇佐市の今昔物語等が聞ける「ちょこっとためになるお話」を お伝えしています。

脳の健康教室は”今日行く(教育ではなく)場所”があることが大切だと考え開催しています。受講生の方と、教室サポーターのみなさんがわいわいがやがやと地域交流が出来る場所づくりとして開催しています。

※見学やお申込みは和光園までお問合せください。

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